第412回 テレビ信州放送番組審議会(概要)
■日 時■ | 令和5年1月25日(水) |
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■場 所■ | テレビ信州 本社(長野市)(Web参加の委員も) |
■出席委員■ | 石川 利江 委員長、松田 正巳 副委員長、河村 洋 委員、関 由美江 委員、長谷川 敬子 委員、松橋 賢一 委員、柳澤 勝久 委員、山下 貴司 委員、渡辺 理雄 委員 |
■議 題■ | 【合評番組】 チャンネル4「育て、挑む 牛飼いたちの大舞台」 令和4年12月10日(土)9:30~10:25放送 【番組内容】 5年に1度開かれる和牛の祭典「全国和牛能力共進会」。 全国から400頭を超える和牛が集結する一大イベントで、別名「和牛の五輪」と呼ばれています。 第12回は鹿児島県で開かれ、長野県代表の生産者が出場しました。 新設された高校の部で代表になった下伊那農業高校の生徒の前に全国レベルの壁が立ちはだかります。 畜産に情熱を注ぐ、牛飼いたちの挑戦を追いました。 【主な意見】 ・5年に1度「全国和牛能力共進会」という和牛のオリンピックのようなものがあるということを知らなかったので、非常に新鮮な驚きを感じました。大会の簡単な説明はありましたが、歴史や趣旨、規模や審査内容、参加人数などの詳しい説明があればより興味を持ってみることが出来たと思います。 ・全国の名だたるブランド牛が勢ぞろいする大会を取材していたので、今回上位に入った鹿児島や宮崎といった大きな畜産県の牛と信州の牛を比較することで、信州牛の立ち位置がわかり、番組に深みが出たと思います。 ・今回40歳で初めて挑戦した峯村さん夫婦の起用は良かったと思います。結果は振るいませんでしたが、全国大会を目指して牛に一生懸命に愛情を注ぎ育てている様子も伝わってきました。 ・小田切さんの「毎日毎日手を抜かないでやっていく地味な作業、途中で敗れた人たちもいる。そういう総合力を見ていただきたい。私たちがどうであるかではなく長野県が次回どう出ていけるかが一番大事。」という言葉が印象的で、自分以上に信州牛のことを考えているところにベテランの牛飼いの心意気を感じました。 ・タイトルの「挑む」には大舞台の夢もありますが、経営の難しさも伝わりました。後継ぎ問題や、飼料や灯油の高騰による廃業など、戦争が影を落としていることも感じました。 ・県内の牛飼いたちが全国に通用する高いレベルの牛肉を生産できるよう努力しているということがよくわかり、長野県民として応援したいと思いました。 |