第405回 テレビ信州放送番組審議会(概要)
■日 時■ | 令和4年4月28日(木) |
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■場 所■ | テレビ信州 本社(長野市) |
■出席委員■ | 石川 利江 委員長、松田 正巳 副委員長、河村 洋 委員、関 由美江 委員、長谷川 敬子 委員、松橋 賢一 委員、柳澤 勝久 委員、渡辺 理雄 委員、(レポート)山下 貴司 委員 |
■議 題■ | (1)令和4年度 委員長、副委員長選出 互選にて 委員長 石川利江氏 副委員長 松田正巳氏が再選 (2)合評番組 チャンネル4「がん教育 明日を生きる君たちへ」 令和4年3月26日(土)9:30~10:25放送 【番組内容】 2007年、がん対策基本法の成立から15年。 2人に1人ががんになると言われる時代に、がんを正しく知るために、いのちの大切さを学ぶために小中学校で始まった「がん教育」。 患者や医師が教壇に立ち、子どもたちに「もし自分や家族が患者になったら」を考えてもらう。 患者遺族の思いも通してがん教育の意義を探った。 【主な意見】 ・番組を見て、「がん教育」が行われていることを初めて知りました。がん闘病中の山本議員が命を救うのは政治という信念のもと、立法にのぞんだ。「がん対策基本法案」を国会で必死に訴える姿に感銘を受けました。法案は、2007年に成立しましたが、翌年山本議員は亡くなられました。山本議員の功績により、学習指導要領に「がん教育」が明記され学校現場での「がん教育」導入へつながったことを知りました。 ・日本人の2人に1人ががんにかかっている国民病とも言われている。誰しもその環境に陥る可能性がある。自分がまたは、大切な人ががんの告知をされた時、どうしたらよいのか?がん教育とは、がんを正しく恐れなければいけない、そして、命の大切さを知ることだということを番組を通して学びました。 ・がん教育に関わるいろいろな立場の人の生きざまが描かれていてそれぞれ感銘を受けましたが、やはり医療従事者になった山本さんの言葉で、「時間がかかっても自分のペースで頑張ることが大切だ」は、子供にも伝わったと思います。 ・ディレクターの同僚であった垣下さんの緩和ケア病棟での闘病の様子やご両親の金婚式を祝うという場面での看護師さんたちの温かい協力など病棟の様子が伝わりました。特に金婚式の当日は体調もよくない中、撮影を続けられ、報道に携わる人として亡くなる前日までしっかりと伝えていたと思います。 ・冒頭の内容で、たくさんの方のコメントがありましたが、もう少し取材の対象者を絞った方がわかりやすかったと思います。 (3)「放送番組の種別の公表」について 2021年10月~2022年3月の種別ごとの放送時間量と、2022年4月期基本の各番組の種別区分を報告した。 |