TSBネイチャードキュメント 里山大回廊をゆく 第5集「仁科三湖のトム・ソーヤーたち」 2008年11月29日(土)午後1:30~2:25放送
<みどころ>
郷土の湖に手作りカヌーで漕ぎ出した少年たちがいる。
ユニークな冒険活動を表彰するコンテストで最高賞に輝いた大町市立第一中学校の探研部員たちだ。

先輩が築いたこの活動を、引き継ごうと、在校生部員が今年もカヌー作りから取り組んだ。
彼らの目に水辺の自然、地域の暮らしはどう見えたのか。
かつて生活の糧を育んだ仁科三湖の自然と歴史を横糸に、少年たちが湖上の目線で見つめた水辺の暮らしと環境を描く。


<内容>
「先生、すごい水入ってきます」
「晩飯のおかず、これだけか・・・」

秋の湖畔に、中学生たちの歓声とため息が交錯する。
冒険活動を対象にした全国コンクールで今年2月、文部科学大臣奨励賞を受けた大町市立第一中学・探研部。
その後輩たちが先輩と同じく手製のカヌーで木崎湖の湖上探索に挑んだ。

かつて豊かな漁場として湖畔の暮らしを支えた湖は、外来魚の繁殖によって、今その生態系は大きく変わっている。
部員たちは湖水に乗り出すだけでなく、自分たちで魚を釣り、解剖し調べることで、自然の奥行きがもっと見えるのではないかと考えた。

材料の裁断、組み立てからカヌー完成までの地道な工程。
さらに湖上に出るまでの紆余曲折を経ながら、部員たちは成長し、故郷の水辺環境に、より深く目を向けていく。

番組は、5月の部活動開始から初冬までを追いながら、時代とともに移り変わってきた木崎湖の歴史と自然、四季の姿も織りこんでいく。


<ナレーション>
藤原里瑛(テレビ信州アナウンサー)
 
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